S.Y.
PROFILE プロフィール
近畿大学理工学部機械工学科を卒業し、その後中途入社にて入社いたしました。
専攻は鋳物などに使われる鋳鉄を研究していました。
プラスチックとは全く違う分野に思われますが、プラスチックというとても大きな分野の中で似ているところもあり活かせることがあると思っています。
また小学生から大学までサッカー部に所属しており、社会人の地区強豪のサッカーチームに所属しています。
体を動かす事が好きで、学生時代に養った友達を増やす力で、いろんな人とすぐに仲良くなれます。
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ものづくりで大切にしていることは何ですか?
日々の生産で起こる疑問や日常生活で起こる疑問を解決して追求し、それを活かすことです。
例えば生産に使用する原料には数種類の添加剤が添加されています。
何の為にその添加剤を使用しているか、その添加剤はどんなモノに使用可能か、他に類似品にはどのようなものがありどういう違いがあるかなどです。
日常生活での疑問もモノづくりにおいては活用できることがあります。
一度調べておくといろいろな場面で活用が出来ることが多いので、「あらゆる疑問」はものづくりで大切にしている部分です。
またお客様の望むであろう商品を作ることや世界的に望まれて必要なものを作っていくことも大切だと思います。
貧しい国の人達にも買って使っていただけるような安価でとても強い糸など、世界の人を潤す為のものづくりも大切だと思います。
生産ではお客様の要望に応える。
また要望以上のモノを作ることです。
桃井製網のお客様には商品の長所や特徴を気に入っていただき、長く付き合って下さる方が多いです。
まずはその要望に応えなければいけません。
例えばナイロンラインの製造は、製造環境(季節・気温・湿度など工場内の自然環境)によって同じ生産条件で生産しても品質が大きく変化します。
その変化を見極め現状の最良品質商品を作ることを心掛けています。
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入社してよかったと感じていることは何ですか?
開発テストに関わり、自分の試してみたい事、思ったことができることです。
プラスチックナイロンは様々な種類があり、生分解性プラスチックやリサイクルナイロンを使用した糸の開発が、現在、直面している次世代への課題です。
現状漁網や釣り糸などの海洋プラスチックは大きな問題になっています。
赤穂工場でもこのような原料を使用した釣り糸の生産が開発案件となっています。
新しい種類のプラスチックの加工からどのような商品にできるか、どのような商品にしたいかを考え、原料加工や生産条件を考えていくことはとてもやりがいを感じる部分です。 -
今までの仕事で一番失敗したこと、それを乗り越えた方法は何ですか?
大きな失敗がないことが一番の失敗だと思います。
しかし小さな失敗はたくさんしています。
その都度、報告も兼ねて上司に相談するようにしています。
上司は助けてくれる人達ばかりです。
知識を集めることが好きな人が多く、仕事面だけでなく、私生活でも頼りになることが多いです。
その知識と経験から失敗の解決方法をすぐに見つけて、一緒に直していく。
そうして下さるので、同じ失敗はあまりしたことがありません。 -
休暇はどのように過ごしていますか?
お金を使った感が無いとストレスが溜まるので、買い物や、友達とご飯に行ったりしています。
また初めて釣竿を購入し極稀に釣りに行きますが、思ったような釣果が得られてません。
一流のラインを使っているので、釣りの技術を上げていきたいと思っています。
SCHEDULE 1日のスケジュール
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8:00
朝礼
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08:30
生産ラインの確認
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09:00
メールの確認
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10:00
規格替え
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11:00
試験室にて生産ラインの強力試験
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12:00
昼食
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13:00
原料ブレンダー作業
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15:00
梱包作業
巻き返し作業
染色 -
17:00
生産ラインの確認
業務の確認 -
18:00
業務終了。家に帰り子供と遊ぶ。
STAFF スタッフ紹介
桃井が誇る"ネットワーカー"達